PC作業中の頭首間の激痛、ふらつき、吐き気が消失

症例 NO.075 54歳 女性

私の場合は、7年前から首や肩が痛くなったのが始まりで、当初はただの寝違えかなと思いあまり気にしていませんでしたが、年々痛みがひどくなってきて、堪えられなくなるほど、痛み、こり、首・肩の鈍痛が激しくなってきました。しかし、何ひとつ原因になるような事が思い当たりませんでした。

交通事故に会った事もありませんし、仕事の関係上研修の講義、商談、パソコン等2時間以上神経を集中すると、かならずと言っていいほど首の痛みがますますひどくなりその後頭と首の間に激痛が走り、なおかつふらつき、吐き気がその後起こるようになりました。ところが毎日の忙しい仕事に追われて、病院に行く事もままならない状態でした。

そんな毎日が続く中、首・肩・背中の痛み、ふらつきがどんどんひどくなり仕事ができる状態ではなくなりました。まだ最初に行ったので下関でも有名と言われる整形外科2件、1件は筋肉弛緩剤を10本ぐらい打ってもらいましたが何の効果もなく、もう1件は低周波治療と首の補強を中心に行いましたが効果なし!

それからがけっこうあらゆる病院、治療院巡りの始まりでした。大学病院、脳神経外科、神経内科を初め、眼科、内科、様々な整骨院、整体師、地元で有名な所にも行ってみましたが、効果はみられませんでした。およそ30ヶ所は廻っていると思います。色んな温泉治療もためしてみました。病院関係の先生に言われるのは、原因は何もありませんと最終に言われるだけでした。

ちょうど諦めかけていた時に、たまたま週刊誌で松井先生の頚性神経筋症候群の記事が出ていました。その中に30項目の問診表が載っていました。私の症状は30項目中22項目、あてはまっていましたので、びっくりしました。その上タイミングよく、その3日後にテレビ放映でみのもんたと松井先生がこの病状について対談されているのを見て、私はこれだと確信を持ちすぐ松井病院に電話を入れ診察、入院の手続きをしました。

入院して1ヶ月目は、正直何の変化もなくすごく不安になりました。ところが2ヶ月目に入ると、すごく良くなったり悪くなったりの繰り返しが一ヶ月間続き、正直又々不安になりました。ところが三ヶ月を過ぎた頃から気がつけばふらつきがなくなっていました。それからは、首・肩・背中の筋肉もやわらぎ、痛みや首の痺れるような鈍痛もなくなってきました。

今では去年のような苦しみがウソのようです。松井先生はじめ雅樹先生、平尾先生、看護師の皆様には大変感謝しております。

そして、最後に理学療法室の皆様にはイヤな顔一つせず、いつも笑顔で治療に専念していただきました。本当にありがとうございました。これからも、全国には私達と同じような思いをされている方がたくさんいると思います。患者さんの為にもけっこうハードなお仕事ですが頑張って下さい。宜しくお願い致します。

症状経過