高校生の頃から、頚こり・肩こりの症状があった。その後、短大時代の頃にパニック症状が 出現。突然、恐怖感に襲われ、そこにいると死んでしまいそうに思って、脈が早くなり 息苦しくなった。近医の神経内科を受診しうつ病と診断され、精神科も受診した。そこで数種類の抗うつ剤を投与され、その後も入退院を繰り返していた。この頃、精神的に不安定でリストカットもした。短大卒業後、就職したが体が疲れやすく2年目に辞めた。内科を受診したが異常無しと言われた。いろいろの診療科を受診したが、どこでも病気の原因を見つけることができなかった。発汗が異常で、通常では考えられない量の汗がでた。体がいつもだるく疲労感があった。目が開けていられなく、目がショボショボしていた。体がいつも不安定で浮遊感に悩まされた後、頭部や頚が張って頭が重く時に強くなった。
日付 | 頸椎部のチェック | 症状 | 合計 |
初 診 時 |
瞳孔散大し、左右共に8/10で、 対光反射は消失していた。
1 頭が痛い、頭が重い。 |
18 | |
入 院 時 |
1 頭が痛い、頭が重い。 |
18 | |
2 週 間 後 |
自覚的症状は6項目減少し、特に、頭痛と目の症状(眼精疲労・ドライアイ)については 完全に消失した。
2 頚が痛い、頚が張る。 |
12 | |
3 週 間 後 |
初診時に、4/6あった精神症状は、2/6に 減少し、今週より抗うつ剤を減らして様子を見ることになった。
2 頚が痛い、頚が張る。 |
7 | |
5 週 間 後 |
パキシルを1日2錠から1錠に減らしたが、いらいらや不安感もあまり感じなくなった。それだけではなく、この頃より精神的に余裕も出てきた。
2 頚が痛い、頚が張る。 |
5 | |
6 週 間 後 |
気分の落ち込みがなくなった。表情も落ち着いてきて、笑顔が増えてきた。パキシルを中止して様子を見ることになった。
3 肩が凝る、肩が張る。 |
2 | |
7 週 間 後 |
自覚的症状は全くなくなり、抗うつ剤は、パキシルだけでなく、他の薬もすべて切ることが出来た。 | 0 |