積年の悩み、多くの不定愁訴、めまい、心悸亢進が大きく改善

症例 NO.071 47歳 女性

LAST CHANCE

私が初めて激しいめまい、動悸に襲われたのは、今から20年前の事です。

それ以来この症状は付いて離れない体の一部の様な存在でした。

当時27才まだ子供は3才、2才と小さく毎日の生活が不安でいっぱいになり大きな病院から個人病院様々な科を受診しました。ですが病名はいずれも「自律神経失調症」との診断で出して頂いた薬は安定剤でした。

薬を飲むと症状は安定し普通の生活に近い状態になりましたがいつもなんとなく不安感があったり、頭痛・不眠・全身倦怠etcと次々に色々な病状が追い掛けて、楽しい毎日を送る事が困難な日々がありました。

特にパニック障害を起こした時は、このまま死んでしまうのではと強い恐怖に押し潰されそうにもなりました。ですから私にとって安定剤は、片時も離す事の出来ない大切な物になっていました。時が経つのも早いものです。

「あっ」という間に掛け抜けていった20年、ある日主人と子供達が夕食後ニュースを見ていると普段は冷静な主人が「ママの病気を治してくれる病院があるからこっちに来いで」の言葉に半信半疑に耳を傾け、あまり乗る気がしない私に子供達が「騙されたと思って行っておいで」と東京脳神経センターの電話番号を手渡してくれました。早速予約を取り診察して頂きました。担当の先生は「長い間つらい思いをしましたね。大丈夫、治りますよ」と温かい言葉に不思議と気持ちが前向きになり、自ら「入院を希望します」なんて家族の同意も取らないうちに考えられない行動に出ており入院する日を指折り数え数ヶ月入院生活が始まります。

ここからが私の入院体験となります。

9月7日関東地方には台風上陸で交通機関がストップ。暴風雨で手も足も出ない日でした。でもここで今日あきらめられないとの強い気持ちで、ようやく高速バスを見つけ9時間かかって四国の松井病院に到着。清潔感あふれる病院で、少し興奮した1日を過ごした事を思い出します。

2日目、朝の点滴から始まり、電気治療なぜか体はフラフラ。とにかく頭は「枕に付けて寝ていて下さい。治療ですからね」治る気満々の私は、とにかく寝ている事を心掛けました。4日目始めての針治療怖いのが先に立って終了時には又、頭がクラクラ・フラフラ病室に戻りすぐ横になる事によって気分も、頭も爽快。今までにないすっきりした事に気付き手応えを感じ5日目、松井先生の初診で「まだ5日目ですからこれからですね。良くなりますから」の言葉でさらに前向きになり、この日は欠かした事がない安定剤ですが、気が付いたらお昼飲まなかった事に気付き、大きな一歩を歩き始めました。この日から面白い様に色々な病状が消え始めていきました。

入院時には18項目もあった様々な症状が少しずつ消えて毎日の入院生活に潤いを感じる様になり、治療時の緊張が心地良さに変わって来ました。入院12日目、松井先生の診察時触診の結果も「少し良くなっています」から「大分良くなっています」に変わり、今ではあと一歩の所になっており、心身共に大きな変化を迎えております。ちなみに10/11現在安定剤は3つから1つになっておりもう一歩で薬に頼らない体に成ろうとしております。

まさかこんなに早く改善するとは夢にも思っていなかったので、信じられない気持ちでいっぱいです。そんな松井先生を始め、優しくして下さったスタッフの皆様方この場をかりてお礼の言葉が言いたいです。「ありがとうございます。」

今、私に言える事はめまい・動悸、様々な病状は治ります。諦めないで松井病院に来て下さい。松井先生も一人でも多くの方々を辛い世界から救ってあげたいと心より思っていらっしゃいます。

最後に私の入院改善生活に於いて助けになったのは、心温かい同士の存在があった事です。苦しい時、悲しい時、うれしい時と分かち合える方々と知り合いになれた事、これからの人生の良き宝物を授けて頂いた松井病院に感謝しております。

そして影で支えてくれた愛する家族の元へ帰ります。

症状経過