1年前より精神状態がおかしくなり、パニック発作があったり、風呂場で大暴れを演じたり、記憶が一部無くなったりという状態で精神科を受診し、うつ病と診断され、 死にたくなり自殺も考えていた。その後精神状態が悪く、精神病院に入院した。全身倦怠で体中がだるく、ずっと横になっていたい状態で、飛び降り自殺や車で列車に飛び込もうと考えていた。
当院受診時、問診30問中26の異常があった。頭痛、頚こり、肩こり、メマイふらつき、嘔気、不眠、体温調節障害、発汗が異常に多い、目がかすんで像がぼやける、目が疲れやすい、目の奥が痛い、 涙が出やすい、微熱が続く、下痢が多く腸の調子が悪い、何もする気になれない、気分が落ち込み、わけも無く不安状態で、いつもイライラして焦燥感が強い。すべてのことに対し根気が無く、 頭がのぼせるのに手足は冷たい、胸も圧迫され痛い、天候が悪くなる前に症状が強くなり天気予報がよく当たった。診察では頚筋のチェックポイント9ヶ所すべてに異常があった。 外来にて頚性神経筋症候群の治療を毎日行い、1ヵ月後には精神症状はじめ、頭痛、メマイ、ふらつき、嘔気、不眠などほとんどの症状がとれた。
日付 | 頸椎部のチェック | 症状 | 合計 |
初 診 時 |
1 頭が痛い、頭が重い。 |
26 | |
31 日 後 |
3 肩が凝る、肩が張る。 |
3 |