統合失調症の誤診例。入院治療で改善
症例 NO.036 17歳 男性
小児期より頭痛に悩まされ、勉強や日常生活がまともに出来なかった
症状経過
幼稚園の頃から、頭痛と頚の痛みに悩まされ、さらに吐き気や不眠、動悸や光がまぶしくなったり、全身がだるく、立っていても座っていてもいつもだるく、横になると楽になった。何もする気が起きなくなり、イライラして焦燥感があり集中力も低下し、いろいろな病院を受診したが、その中の1つで精神分裂病の診断が出た。しかし、当院で治療を行い、ほぼ完治に近いところまで治った。精神分裂病の診断は間違いであったと考えられる。
日付 |
頸椎部のチェック |
症状 |
合計 |
入 院 時 |
|
1 頭が痛い、頭が重い。 2 頚が痛い、頚が張る。 3 肩が凝る、肩が張る。 7 吐気がある。 8 夜寝つきが悪い。途中で目が覚める。 12 静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする。 15 まぶしい、又は目を開けていられない。 20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。 21 疲れやすい、何となくだるい、全身倦怠感。 22 何もしたくない、たいそう、億劫、意欲がない。 23 天気が悪い日やその前日、症状が強い。 25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。 27 イライラして焦燥感がある。 28 根気がなく、仕事や勉強を続けられない。
|
14 |
6 日 後 |
|
2 頚が痛い、頚が張る。 3 肩が凝る、肩が張る。 12 静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする。 20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。 23 天気が悪い日やその前日、症状が強い。
|
5 |
13 日 後 |
|
2 頚が痛い、頚が張る。 3 肩が凝る、肩が張る。 20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。
|
3 |
21 日 後 |
|
2 頚が痛い、頚が張る。 3 肩が凝る、肩が張る。 20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。
|
3 |
27 日 後 |
|
2 頚が痛い、頚が張る。 3 肩が凝る、肩が張る。 20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。
|
3 |