うつ病、パニック発作と診断されたが治療で改善

症例 NO.039 45歳 女性

ウツ病、パニック発作の診断され治療をうけていたが頚筋の治療3週間で治った例
症状経過

3年前に心療内科でウツ病と診断され、その他いろいろの病院で、自律神経失調症、不安神経症、パニック発作などの診断を受けた。パキシル他、沢山の抗ウツ薬を飲んでいた。5年前と1年前に頭痛、頚こり、肩こりがあり、又、光がまぶしかった。今年になって症状が強くなった。23年前に交通事故で頚椎捻挫があった。

日付 頸椎部のチェック 症状 合計
初診時 頸椎部のチェック図 頭痛、頚部痛、肩こり、めまい、ふらつき、血圧不安定、体温調節障害、心悸亢進(動悸)、目の奥が痛く、光がまぶしく目を開けていられない、座っていても立っていてもだるく、横になりたい、疲れやすく何もする気が起きない、意欲がなくなり気分が落ち込み、気が滅入る、訳もなく不安で一つのことに集中出来ない、胸の圧迫感があるなど20症状があった。又、診察で頚部後筋郡全体の異常所見がみられた。
入院時

1   頭が痛い、頭が重い。
2   頚が痛い、頚が張る。
3   肩が凝る、肩が張る。
6   ふりむいた時や歩いている時、何となく不安定。
7   吐気がある。
9   血圧が不安定である。
10 暖かいところに長時間おれない。
12 静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。
21 疲れやすい、何となくだるい、全身倦怠感。
22 何もしたくない、たいそう、億劫、意欲がない。
25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。
28 根気がなく、仕事や勉強を続けられない。
29 頭がのぼせる。手足が冷たい。しびれる。
30 腹部が痛い。腹部圧迫感がある。胸がしびれる。

19
6日後 頸椎部のチェック図 症状20になり1つ増えた

1   頭が痛い、頭が重い。
2   頚が痛い、頚が張る。
3   肩が凝る、肩が張る。
6   ふりむいた時や歩いている時、何となく不安定。
8   夜寝つきが悪い。途中で目が覚める。
9   血圧が不安定である。
10 暖かいところに長時間おれない。
11 異常に汗をかきやすい。
12 静かにしていても心臓がドキドキする。動悸がする。
14 目が疲れやすい、または痛い。
15 まぶしい、又は目を開けていられない。
16 目が乾燥する、又は涙が出やすい。
20 座っていても、立っていてもだるい、横になりたい。
21 疲れやすい、何となくだるい、全身倦怠感。
22 何もしたくない、たいそう、億劫、意欲がない。
25 集中力が低下して、1つのことに集中できない。
26 わけもなく不安だ。
27 イライラして焦燥感がある。
28 根気がなく、仕事や勉強を続けられない。
30 腹部が痛い。腹部圧迫感がある。胸がしびれる。

20
13日後 頸椎部のチェック図 他覚的所見の減少に伴って、12日後には2つに減少

2   頚が痛い、頚が張る。
3   肩が凝る、肩が張る。

2
20日後 頸椎部のチェック図 症状0となった。 0